教員と民間企業の10の違いと共通点~東証一部上場企業と教員現場双方で勤めた経験から~

東証一部上場企業で正社員(管理部門)、公立中学校で正規の教員として勤めた経験から、この2種の職場の実態とその違いを述べていきます。これから就職する人、転職を考えている人、そうでなくても興味があるたくさんの人に見ていただけたら幸いです。

はじめに、いやむしろおわりにかも

初めまして。管理人です。

 

このサイトでは、私が東証一部上場企業で管理部門の正社員として勤めた経験と、

公立中学校の1教員として勤めた経験から、両者の実態、ちがい、逆に共通点について解説していきたいと思います。

ちなみに最初が民間企業で、後から教員です。

 

社会人として10年以上やってもいますので、生意気ですが、働くこと全般についてもちょっとだけ語らせてもらいたいと思います。

 

働きやすさは人による。「人による」の2つの意味

まず申しておきたいのは、

「結局、どの職種でも働きやすさは人によるんだよ」

 

ということです。

ここでいう「人による」には、2つの意味があります。

 

1つは、自分自身にとっての仕事のやりがいや、自分のやりたいこと。

民間企業であれば、就職活動でいう志望動機に通ずるものですね。

 

たとえば多くの人に喜んでもらう手助けをしたくてサービス業。

人類の未来や地球環境の改善等に貢献したくて研究職。

計算や事務作業が好きで、企業全体の把握や働く社員のサポートをしたくて事務職。

 

などなど。。。

 

それももちろん大切ですが、そこは自分の世界ですので自己分析をしっかりしていただいて・・・。

 

「人による」のもう1つの意味は、「職場の人間環境」の大切さです。

「人間環境」という言葉は私が今つくりました。(特許出願しようかな?)

 

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Google検索による「環境」の意味

「環境」とは、自分をとりまく周りの状況のこと。

 

つまり、「人間環境」とは、自分をとりまく周囲の人たちと自分との関わりがどんな状況であるか、ということ。

 

どんなに過酷な労働環境でも、一緒にはたらく同僚や上司の人柄に恵まれていれば、そこまで辛くは感じないでしょう。

 

逆にどんなに楽な仕事でも、同じ空間で関わらざるを得ない人々が嫌な性格をしていれば、職場に行くのが憂鬱になるでしょう。

 

では、どうしたら自分が働きやすい人間環境の職場に巡り合えるのか?

それは、私には「運」によるところが大きいと言わざるを得ません。

 

「身も蓋もねーよ」と思った方、すみません。でも、根底はやはりここにあるように思います。

 

勤めていた企業でも、学校現場でも、この人間環境は、職場の雰囲気に本当に大きく影響を及ぼします。

 

同じ会社の中でも部署によってはブラック要素が強いのに、違う部署ではホワイトそのものだったりします。この辺はその部署を管轄している上司によるところが大きいから、人間環境の1要素でしかないかな・・・。

 

一方学校でも、教員はだいたい3年~7年ほどで異動して他の学校に移りますが(講師は1年契約が多いので毎年異動です)、学校によって職員室の雰囲気も全然違います。

雰囲気が悪くてなかなか職員室に帰りたがらない先生がいる学校もあれば、激務の合間の2,3分だけでもちょっとしたおしゃべりを楽しむところも。(そういうところは生徒指導の情報交換もとてもスムーズに共有できて良いんですよね)

 

というわけで、私が重要と考える「人間環境」は、職種にはあまり関係と思うのです。

「運」です、「運」。

就職する前に職場見学させてくれれば少しは雰囲気わかるかもしれませんが、学生のインターンとかでもない限り「直接見学させて!」はまず無理ですからね。

 

ただ、どんなに人間環境が良くないところでも、

「この人がいるから救われる」

「この人がいなかったらほんと無理」

という存在が1人いるだけで、職場に対する感じ方は全然ちがいます。

 

願わくば、自分がそういう存在になりたいですね。

そして、そういう存在を増やしていき、環境を改善できれば、もうどんな職場でも大丈夫。

(ま、どんなにこちらががんばっても変わらないヤバイ人もいますけどね。。。)

 

じゃーもう結論でたじゃん!このサイトの他の記事読む価値、今なくなったわ!と思った方・・・お願いちょっと待って・・・。

 

結局、職種は「自分のやりたいこと」とだいたいわかる「勤務時間」で選ぼう?

働きやすさに大きな影響を与える「人間環境」については、「運」によるところが大きいとわかったので、晴れて迷わずに自分のやりたい仕事を選びましょう!笑

 

もしも職種を選ぶ際に「超大変かも・・・やってけるかな・・・」という不安がある方は、

自分の能力に合ってない仕事には、最初から採用されないから大丈夫。笑

なので内容についてもここでは言いません。

どんな仕事でも大変なことはあるし、楽しいことだってありますよ。

 

ですので、他の要素としては「自分のやりたいこと」、それから「勤務時間」で選ぶのが良いと思います。

 

「勤務時間」に関しては、これもなかなか実態がつかめませんよね。

求人サイトや採用情報に載っている残業時間はあまりあてにならない企業が多いですし。

 

こればっかりは、同じ職種の友達をつくるか、ネット上の社員さんが書いているブログ等の記事を参考にするしかないですかね。

 

私がこのブログでも書いていくので参考にしていだたければ幸いです。

民間企業については1例でしかないですが、教員については、まあどこも似たようなものだと思いますので・・・。

 

では始めましょう。楽しい職業比較のスタートです。